路線価発表

7月1日に国税庁より25年度の路線価が発表されました。


国税庁HP⇒http://www.rosenka.nta.go.jp/


相続税の計算をするときに、相続財産の土地の金額は時価で計算します。路線価はこの時価を計算するときに使われます。
1㎡につきいくらと値段が付けられますので、その金額に面積を乗じればその土地の時価が計算されます。(土地の形状によってはいろんな補正率を乗じたりしますので、こんな単純には計算されません。)



7月1日付の産経新聞によれば、全国約36万地点の標準宅地の平均変動率は前年比1.8%減で5年連続の下落となったようですが、下落率は前年より1.0ポイント圧縮したようです。あべのハルカス(大阪市阿倍野区)の部分開業などを受け、同区で35.1%の上昇となるなど、最高路線価の上昇率全国1~3位を大阪市内が占めています。また、南海トラフ地震による津波などへの警戒感が現れた格好で近畿地方では和歌山県で下落が激しいようです。



県庁所在地別の最高路線価は、大阪や横浜、名古屋など7都市で上昇、東京など8都市は横ばいでした。
路線価日本一は28年連続で東京・銀座中央通りにある「鳩居堂(きゅうきょどう)」前で2,152万円です。


たった1m×1mの広さが2,152万円なんて意味分かりません。



よく行く土地の路線価がいくらか見てみるのも面白いかもしれません。
ちなみに私が住んでいるところは11.5万円でした。ケタが違いすぎます(笑)